8年前、わたしはよもぎがどんな姿の草か知らなかった。
今日は、その庭のよもぎを摘んで、土鍋でオイルを炊いている。
春の恵みを、瓶に詰める
4月の手仕事。庭のよもぎを摘んで、よもぎオイルとよもぎの天ぷらを作る。近くに生えているユキノシタも天ぷらに。サブちゃんが採ってきたタケノコを米ぬかで茹でて、保存。
冬の間、土の中でエネルギーをためてきた植物たち。その春のパワーをいただく。

イノシシよけの柵の中で
よもぎはよく、犬や猫の通り道ではおしっこに気をつけてと言われるけれど、うちの場合は野生のイノシシにも気をつける必要がある。(笑)
なので、畑スペースとして柵をしてあるところで摘むことに。やわらかい新芽のほうが効能が高いようなので、なるべく新芽を選ぶ。一番やわらかいところは天ぷら用に。次にやわらかいところをよもぎオイルに。
天ぷらはたくさんは採れないけれど、えぐみもなく、そのままの春の味覚を感じられる。よもぎオイルは太白ごま油とよもぎのみ。土鍋で30分ことこと。よもぎの香りとパワーを瓶に詰める。少しの手間と時間は、癒しのひとときでもある。
作ったよもぎオイルは1年かけて使い切る。
子どものちょっとしたケガや火傷、虫刺されにはよもぎオイルをよく使う。
あとは自分用の体と髪の毛の保湿に。
8年前、よもぎを知らなかった
わたしは8年前の春、この向島の家に引っ越してくるまで、よもぎがどんな姿の葉か知らなかった。もちろんよもぎだんごなら食べたことがあるし、よもぎの存在は知っていたけれど。
引っ越してきた年の春、お義母さんから「庭のよもぎ採らせてもらってもいい?」と聞かれたとき、「え!うちによもぎが生えているんですか?すごい!どれですか??」と驚いて教えてもらったことを思い出す。
埼玉に住んでいたころは全然都会ではない場所にいたけれど、よもぎや野草を身近に感じるくらしはしていなかった。家の周囲にあったのかもしれないけど、少なくともわたしの視界の中にはなかった。

くらしを自分で作るということ
自然や季節を感じることが、どこかで好きな感覚はあったのだろうけれど、とにかくいつも何かに追われていたから。
でも実家を出て広島へ来て、自分のくらしを自分で作るようになって、また子どもとともにくらしていく中で、自然の恵みを受け取りたいな、昔の人が紡いできた知恵を受け継ぎたいな、という気持ちが自然と湧いてきた。少しずつ、季節の手仕事をくらしの中に取り入れるように。
昔ながらの手仕事はとてもシンプルな材料で、安心して食べられる。そして、四季・自然の恵みに対する感謝の気持ちが湧いてくる。
よもぎという、身近で特別な草
よもぎは日本に古くからある、もっとも身近で特別な草、万能薬。これが家の周りそこら中にあるのだから、本当にありがたい。
ちなみに、よもぎの効能を調べるとこんなにあるそうです。
- 造血作用
- 血液の浄化
- 止血効果
- 活性酸素の除去
- リラックス効果・睡眠を促す
- 抗菌作用・抗炎症作用
- 美肌効果
参考:「若杉ばあちゃんのよもぎの力」
春のエネルギーって、やっぱりすごいな。


コメント